転職ノウハウ

自己分析が必要な理由と効果的な手法

こんにちは。キャリアブックス編集長の森田です。

転職活動において、キャリアや転職の考えを整理して、自分の「軸」を準備しておくことは転職を成功させる上で非常に重要です。その軸探しに必要であるのが、「自己分析」です。今回は、そんな転職準備で必要不可欠な、自己分析の方法や自分の強みの見つけ方を紹介します。

この記事を書いた人キャリアブック編集長
森田(仮名)

人材系ベンチャー出身。これまでに人事やマーケティング、営業など様々な職種を担当。現在は様々なベンチャー企業でフリーランスとして活動中。これまでの経験の共有とアウトプットの場としてキャリアブックスを運営。

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転職準備において自己分析が必要な理由

学生時代の就職活動だけでなく、転職活動の場においても自己分析は必要とよく言われます。実際に、転職活動では自己分析は合否を分ける大きなポイントとなります。まずは、そんな自己分析が必要な理由を紹介します。

自分の「WANT」を見つける

あなたは、何のために転職をしたいと考えていますか?ただ単に新しい企業から内定をもらえれば、それでいいでしょうか?きっと、そうではないはずです。転職活動において、本質的な成功とは、自分が生き生きと働くことができる環境を手に入れることだと思います。

ただし、「生き生きと働くことができる環境」は、人によって千差万別です。人によっては、「自分が好きなやりたい仕事ができる企業」かもしれませんし、「忙しくても収入が多い企業」「労働時間が少なくてプライベートが充実している企業」、もしくは「ネームバリューの高い企業」かもしれません。

そこで重要なのが、自己分析によって自分の「WANT」を探すことです。自己理解を深めることで、自分に合った企業も探しやすくなります。

「強みや弱み」を把握して選考に活かす

一方で、自分の「WANT」がわかっても選考に合格するかは別の話です。自己理解を深めた上で、強みやアピールポイントを上手に採用担当者に伝えなければ、転職活動において内定をもらうことはできません。

ビジネスパーソンとしての自分の「強みや弱み」を理解することが、選考に突破する大きなポイントです。得意な業務、苦手な業務などのスキル面はもちろん、自分はどんな人間なのか理解することで、企業が求めている採用ニーズに合わせることができます。そうすれば、企業から内定をもらえる確率はグンと上がります。

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自己分析の基本的な方法

では実際に、どのように自己分析を行えば良いのでしょうか?このパートでは、「何をしたいか分からない」「どの仕事に向いているか分からない」「自分の市場価値が分からない」方向けに、それぞれの基本的な自己分析の方法を紹介します。

「何をしたいか」が分からない人向け

今まで大事にしてきたことを書き出す

これからどんな仕事をしていきたいか、と聞かれてもうまく答えられない人は多いです。そんなときは、未来をいきなり想像するのではなく、過去を見つめ返してみましょう。今までの仕事で好きだったこと、こだわり抜いてきたもの、逆に避けてきたようなこと。挨拶だけはしっかりした、などほんの些細なことでも構いません。そこにあなたの価値観が表れているためです。

プロジェクトや作業別など、なるべく多くの視点で考えてみましょう。仕事のことはもちろん、プライベートなことでも大丈夫です。とにかく、様々な視点でたくさん書き出してみましょう。

大事にしてきた「理由」を探す

次に、なぜそれらを大事にしてきたのか、理由を考えてみましょう。あなたがこれから仕事をしていく上で、ゆずれないこだわりポイントが見えてくるはずです。何か小さなエピソードでも構いません。短い一言でも、大事だと思う理由やきっかけを書き出してみましょう。

これら書き出したものは、これからおあなたが仕事をする上で大事な価値観です。その価値観は次の仕事でも再現できるか、価値観は守れるのか、考えてみましょう。今と全く違う仕事でも、その価値観を継続できそうであれば、他の業種を見てみてもいいでしょう。

「どんな仕事に向いているか」が分からない人向け

まずは業界・職種の優先順位を決める

今働いている業界にこだわりが強いのか、それとも異なる業界でも良いのか、今の同じ職種で転職したいのか、それとも異なる職種か、4つの箱をつくり、優先度を決めましょう。自分が業界と職種、どちらにこだわりが強いのか考えてみることが目的です。この優先順位をつけずに、とりあえずネームバリューのある企業、安定した企業に転職したいという理由で転職をはじめると、入社後に認識のズレが生じて、転職が失敗してしまうケースが少なくありません。

同業界で同職種の転職はこれまでの経験やコネクションが十分に活かせます。一方で、異業界で異職種の転職は、新しいチャレンジが多く新鮮さが大きいです。これまでのキャリアを振り返ってみて、継続したいことやこれから変えたいこと、チャレンジしたいことなど、自分の希望についてしっかりと考えてみましょう。

自分の得意なことを書き出す

現在の仕事で自分が得意としているスキルを、できるだけ多く書き出してみましょう。その際、上記で使った同業界×同職種の箱に書きます。また、自分の性格や癖、他人から評価されたポイントも加えてみましょう。そして、それらのスキルや評価を他の3つの箱でも活かせそうかどうか、それぞれ考えてみましょう。活かせそうなものがあったら、別の箱に書き出します。

転職を考える際、決め打ちで同業界×同職種で考える方が多いですが、それ以外の箱でも項目が多い場合は、別の土俵の方が適正があるかもしれません。いずれにせよ、自分が得意なスキルをしっかりと理解した上で、業界や職種を選ぶことは非常に大事な工程です。

「自分の市場価値」が分からない方向け

今まで関わった仕事や実績を書き出す

これまでに携わった一つ一つの仕事とその成果を、なるべく具体的に細かく書き出してみましょう。その際、できるだけ客観的な視点を忘れずに、そして細かい数字も入れてみましょう。売上の成績やプロジェクトの規模、一緒に仕事した人数やクライアント名など、とにかく具体的に書きます。部下のマネジメントなど、数字で表せない仕事の成果も書き出すこともOKです。

具体化のポイントは、大きいものから小さなものを書くことです。どんな事業をしていて、どの部署で、どんあ領域を担当して、どんなプロジェクトで、どんなメンバーでといった具合で、大から小を意識しましょう。この整理の仕方は、面接で話すときにも役立ちます。

仕事を実績を分かりやすく変換する

書き出した具体的な仕事や実績を、社内用語や固有名詞を使わずに表現しましょう。規模や達成の難易度が上手に第三者に伝えられるように意識します。その言葉が、まさにあなたの市場価値の源です。その言葉と求人情報で求められているスキルを照らし合わせてみることで、自分のスキルや経験がどの程度マッチしているか、把握することができます。

また、仕事の成果の振り返りができたら、そこからどんなスキルを身につけたかについても、考えてみましょう。長い文章でも、課題解決力、リーダーシップなど、短い言葉でも大丈夫です。仕事と身についたスキルをセットで話せるようになると、それも市場価値の源となります。

自己分析を転職活動に活かすには?

最後に、自己分析の結果をどうやって転職活動に活かすべきか紹介します。基本的には転職活動全般に役立つものですが、特に以下の3つの場面で利用しやすいです。

業界や企業選びに活用する

自分の「WANT」がわかっていれば、転職先の業界や職種、企業選びがスムーズに進みます。さらに、「強みや弱み」を理解していれば、内定ゲットの確率も上がります。中途採用において最も重要なのが、企業の採用ニーズに自分がマッチしているか。実績やスキルも重要ですが、強みが企業の求める人材像に合致していれば、さらに転職成功につなげることができます。

自己PRをに活用する

自己分析によって把握した自分の強みは、そのまま自己PRに利用することができます。履歴書や職務経歴書などの応募段階ではもちろん、面接など全ての選考シーンで自己PRは必要となります。自分の強みや実際の仕事の実績、エピソードなど、自己分析の結果を上手に活用することで、説得力のある自己PRを完成させることができます。

志望動機に活用する

志望動機では、自己分析で導いた自分の「WANT」の部分を活用することが効果的です。応募する企業の社風やミッションなどと自分の「WANT」を掛け合わせることで、テンプレートではない本音の志望動機ができます。

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最後に

自己分析の重要性はお分かりいただけたでしょうか。深く自分を知るほど、未来もはっきりと見えてくる。未来を見ることは、転職活動だけでなく、その後の人生においても非常に役立つはずです。ぜひ早い段階から自己分析を行い、自分の価値観に合った企業と出会えるようにしましょう。