FA業界への転職事情や年収事情、働き方など、FA業界の実態に迫るべく、実際にFA業界に転職した人のリアルな声をお届けします。
今回は、新卒でキーエンスに入社し、その後ドイツの外資電機メーカーのシーメンス転職した北城 浩正さん(仮名)にインタビューをしてみました。キーエンスでトップクラスの営業成績を残していた北城さんが、なぜシーメンスに転職したのか、FA業界はどんな業界なのか、詳しく聞いてみました。
また、どのようにFA大手のシーメンスに転職を実現させたのか、そのノウハウに迫りました。
FA業界に興味がある方は、ぜひ最後までご覧下さい。
インタビューまとめ
基本情報
↓
シーメンス 営業
転職の流れ
転職活動
期間 | 3ヶ月 |
---|---|
面接企業数 | 応募:5社 | 面接:3社 | 内定:1社 |
利用サービス | リクルートエージェント |
転職に利用したサービス
リクルートエージェント

迷ったらコレ!32万件の求人数を誇る転職エージェントの決定版
リクルートエージェントは、人材業界のトップを独走しているリクルートが運営する国内最大級の総合転職エージェントです。
その歴史は約40年と古く、これまで45万人以上をサポートしており、業界最多の実績を誇っています。保有している求人の量や質、サポート体制など、あらゆる面でトップレベルの水準を誇っており、その総合力が強みと言えます。
特に求人量は32万件以上(非公開求人含む)と、他社を圧倒しており、地方都市にも拠点を構え、日本全国だけでなく海外の求人も豊富に取り扱っています。求人案件の取りこぼしを防ぐために、登録は必須と言えます。
転職エージェント選びで迷っている方は、総合的に安定しているリクルートエージェントで間違いないでしょう。
良かった点の口コミ・評判:
国内最大手エージェントというだけあり、求人の紹介数が頭抜けて多いのは間違いありません。しかもエージェント担当者とは基本的に電話で話すだけで、この後色々紹介が来るので、現職の合間で時間を見つけて登録、転職活動を始めることが出来ました。また、紹介される求人以外にも、当然自分から気になる求人を見つけて応募することも出来るので、幅広い転職活動を行うことが出来ました。履歴書や職歴の添削もアドバイスして下さり、スムーズに選考が進みました。
悪かった点の口コミ・評判:
たくさん求人紹介をして下さった一方で、何処となく機械的で親身さには少々欠けていると感じました。電話で話した内容をどこまで汲み取り、希望の条件を満たしてくれるかはそれぞれの担当者の裁量になるとは思いますが、個人的には気になっている会社について、実際どんな雰囲気の会社なのか、組織はどうなっているのか、仕事内容の詳細など、もう少し情報提供をして欲しかったと思っています。希望する地方の求人は都心に比べて圧倒的に少なかった印象です。
こんな人におすすめ:
年収の幅は会社によってかなり変わってきますが、営業職の求人は多く、可能性を広げる事が出来るという点ではおすすめします。現職を続けながら転職活動していくプロセスとしては臨機応変に対応して下さるので、自分1人で転職活動するには得られない数の求人を頂けると思います。
良かった点の口コミ・評判:
リクルートエージェントは、25歳〜35歳の利用者が80%となり、かなりたくさん求人を紹介してもらえるので、強くおすすめできる。選択肢を増やす」ことだと思ってます。具体的には「大量の求人情報を提供。あとはあなたが決めてね」というスタンス。これはこれで価値だと思います。キャリアインタビュアーっていう、こちらの強みを聞き出してまとめてくれる面接官のかたが親切でした。今の仕事の悩みや今後のキャリアについて、担当者が自分ごとのように考えてくれる人もいました。
悪かった点の口コミ・評判:
リクルートエージェントの求人数は非常に多く、中には労働条件が良くない求人を紹介されることがあるのは事実です。実際に私が利用した際も、年間休日日数が少ないなど「ブラックかな…?」と疑いたくなる求人もありました。
これはどのエージェントにも言えることですが、担当者の中には、残念ながら対応が悪い人も少なからずいました。
1日に数十件のメールが来ることもあり、確かにしつこく感じてしまいました。企業への紹介料を得ることを優先していることが態度に現れている人もいる。
こんな人におすすめ:
リクルートエージェントは熱心に面談してくれる人が多いです。20代のうちに転職することで更に裾野が広がるかもしれないので、周囲の環境に惑わされず、転職のプロに相談すべきだと思います。私が利用した際も、今の仕事の悩みや今後のキャリアについて、担当者が自分ごとのように考えてくれました。
良かった点の口コミ・評判:
本当に様々な企業の案件を持ってきて頂いて働けるまでは
面接、履歴書、職務経歴書等、一生懸命見てくれたり
指導をしてくれたりしていただきました。
ネットで検索するよりも情報量は本当に多いなと思って
少しびっくりしました。
悪かった点の口コミ・評判:
やはり、先方への試用期間として働き始めた時のサポートがほとんどなかったので
そこはうーんどうなんだろうと思いました。
最後転職できるまではある程度相談にのってほしい時もありましたし
業界の知識不足もあったので、そこは悪いかなと思いました。
求人の質・量の口コミ・評判:
一般より量がとても多くてびっくりしました。ネットでの転職活動より
エージェントでお任せした方がこんな会社があったのか?
とわっかたのでよかったです。
サポートの口コミ・評判:
職務経歴書や履歴書、面接のチェックは結構しっかりとおこなって、
いただけましたので満足な担当者でした。
担当者の質の口コミ・評判:
業界の知識はそこまでなくてただマッチングしそうな様々な業界の会社をピックアップしてくれたのは
とても好感がもてました
良かった点の口コミ・評判:
良かったと思うのは、やはり転職によって条件面で良くなったところです。もしもリクルートエージェントを利用しなければ、今の条件のところには転職できなかったと思います。年収が上がったことはもちろん、職場の雰囲気も良い今の会社に入社できたのは担当者が優秀だったからだと思います。
悪かった点の口コミ・評判:
明確に悪かったというところはありません。お世話になったというところのほうが大きいです。しいて上げるのであれば、畑違いの職種の求人もすすめてきたことがあることでしょうか。ただ、それは私が40代の年齢で求人数自体が少ないから紹介してくれたことだと思っています。
求人の質・量の口コミ・評判:
私の40代という年齢的に求人の量は満足できる量を取り揃えているとは言えませんでしたが、質は結構よくて条件の良い求人が多いなと思いました。
サポートの口コミ・評判:
履歴書や職務経歴書の書き方、良く見せ方についての指導はもちろん、面接でどのような受け答えをしたら良いかや服装などの身だしなみについても細かに指導してくれました。
担当者の質の口コミ・評判:
まず、提案してくれる案件が私の希望をしっかりと聞いてくれたものでした。そのうえで、面接までにその求人で採用されるように準備をしてくれたのでお任せ状態でした。と手も優秀な担当に当たってよかったです。
良かった点の口コミ・評判:
40代での転職でしたので、まず年齢面で希望する条件に合う求人があるのかそもそも不安でした。そこで、ネットで各エージェントの口コミを調べて、一番求人数が多いと評価されていたリクルートエージェントを利用することを決めました。サービス登録後の最初の面談で自分の不安を率直に伝えたところ、すぐに20社以上も求人を紹介頂き、加えて小さくても個性や実力のある企業まで紹介頂き、転職先候補の視野も広げて頂けました。求人の豊富さは凄く良かった点です。
悪かった点の口コミ・評判:
エージェントとの最初の面談後、すぐに転職活動を開始しました。活動中のサポートも普通に問題はなかったのですが、少しサポート面でもう少し手厚い部分があると良いと思う点がありました。久々の転職活動でしたので、活動当初、面接がうまくいかない状況が続きました。すぐにエージェントに相談をしてのですが、ネットでも記載されているようなありきたりなアドバイスしか貰えず、結局自分の力で解決しました。大手でエージェントさんも忙しいのだと思いますが、個別の状況に合わせたきめ細かいサポートがあると、更に良いサービスになると思いました。
こんな人におすすめ:
IT業界に強いエージェントがおられるので、専門的な言葉も通じますし、業界の求人動向も教えて頂けます。40代で転職を考えているけど年齢面で不安に思っている方も、豊富な求人を紹介して頂けるのでおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
エージェントを利用する利点としては、「求職者側の事情」と「企業側の事情」の両方を詳しく理解している点だと思います。
求職者側としては、無料でエージェントからのサポートを受けられる点が最大の利点です。履歴書の確認から自分の希望にあった案件を探してくれたり、また面接のコツなども教えてくれるため、準備が非常に簡単になります。
企業側の事情を理解している点としては、その会社がどんな会社で、どういった人材を求めているかを把握しているため、求職者が該当するかどうかを適切に判断してくれます。例えば、未経験でもやる気重視なのか、経験者採用なのかは、なかなか求職者では判断がつきません。
そういったことをエージェントを通すことで、わかりやすくなったことは利用して良かったと思います。
悪かった点の口コミ・評判:
全体としては、満足なのですが、あえて言えば不満点としては、2つありました。
1つは、転職エージェントというのは、転職させてはじめて企業側から手数料として課金できるということです。この仕組み自体はすごくまともだと思うのですが、仲介手数料がほしいために、早く転職させようとしてきたり、企業側の評価を大袈裟に伝えて内定が出たら、「かなりの高評価でした」などと伝えてくることがあります。
2つめは、エージェントの質により転職が左右されてしまうことです。優秀な方は、意外性のある求人や面接対策も抜かりなくやってくれますが、そうではない方では、いくつか求人案件を出して終わりの方もいます。
そのあたりが不満と言えば不満でしょうか。
こんな人におすすめ:
転職エージェントの求人案件としては、事務職が基本的には多いと思います。自分だけでは見つけられない企業や職種もあり、転職で何を実現したいかを話すところから始めるエージェントも多いです。転職後の不安をぼんやりと抱えながらも、仕事で実現したいことがある方にはエージェントはおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
転職理由が年収UPのみの私に対して、どんな事がやりがいで、どんな事が苦手なのかと丁寧にヒアリングしていただいたことによって自身でも再確認することができ職種や業界を絞る際にとても役に立った。また面接対策など電話で行っていただき、中途採用独特の質問に対する意図や目的を知ることができ対策ができました。対応時間も長く、夜遅い異時間帯でも対応可能のため、日中の連絡が難しい私でも連絡取りやすく、とてもメリットに感じました。
悪かった点の口コミ・評判:
質問に対して午前中依頼したことは昼過ぎになる事がある点や、シフト制のせいか平日の休みが多く、急な対応への返信が遅いと感じました。私の対応が悪いとのこともあるのですが、もっと午前の対応と代理対応を早くしてほしいと感じました。
またメールの数がとても多く、管理するのがとても大変です。求人数も多いためスカウトや紹介が常に来るため管理が苦手な私としてはとても大変でした。毎日管理しないと求人は埋もれてしまう為、後で受けたいとなった求人もありました。
こんな人におすすめ:
ベンチャー企業から大手まで営業求人が揃っている為、幅広く受ける事ができます。そのため、まだ軸が明確でない方は幅広く企業を比較し、自分自身で選択することができます。受けたい企業や職種か不明確な方にはおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
当初、転職できるか不安な部分もあったが事務所にて直接担当者の方と話ができ信頼することができた。また、自分のスキル面や業界の動きなど客観的な視点から自分に合うような企業を提案して頂けた。面接に行く前からエントリーシートの添削や自分の長所、短所の指摘などの事前検討を十分にできたため、緊張する面接も余裕を持って臨むことができた。面接後は当日中に状況を確認頂き、個人としては聞きづらい給与面の交渉や入社時期などの調整も実施して頂き、大変助かりました。
悪かった点の口コミ・評判:
個人のことに着目するあまり、面接の練習にと他の会社の採用試験を受けることを勧められたりしました。個人としてはそれもアリかと思いますが、採用しようとしている相手先の会社がにあまりにも失礼なのではないかと思ったことを覚えています。また、親身になってくれる反面、提出物や添削が多く、仕事をしながらの転職活動をするとほぼ休日がなくなってしまいそうなボリュームになります。提出しないと話が進まないため、それなりのエネルギーが必要です。
こんな人におすすめ:
大手だけあり、非常に多くの求人を持っていると感じました。その中でメーカーへの転職例も具体的な話を聞くことができ、転職後の自分の業務や活躍シーンなどをイメージできると思います。転職されるのであれば使わない手はないです。
転職インタビュー:前編
今までの経歴
キーエンスの営業からキャリアがスタート
— 今でのご経歴を教えて下さい。
都内の大学を卒業し、新卒にてキーエンスに入社し、営業職として関東の営業所に配属されました。FA関連部品や制御機器を取り扱い、担当エリアの既存顧客との関係維持、新規顧客の開拓、新商品開発のニーズ集めなどを担当していました。
実績としては、半期ごとに出される営業マンランキングでベスト30位に毎回入賞し、安定した営業成果を上げていました。
数年後にグループリーダーとなり、3名前後の若手社員の営業指導、チームとしての数字管理などを行っていました。
入社から10年後の32歳の時に、現在のシーメンスに転職しました。
— 新卒でキーエンスを選んだ理由は何ですか?
単刀直入に、お金が欲しかったからです。もともと就職はお金のいいところにしたい、と考えていました。
給料の良い業界というと、金融業界や総合商社などが給与ランキング上位を占めています。しかし自分は緻密な性格ではないので、金融業界などに行っても絶対に向いていないと思っていて、その時点で金融は志望業界から消しました。そして商社は自分たちの中に技術や製品を持っていない事実が気になり、あまり興味が湧きませんでした。
その時、キーエンスというあまり聞いたことのない会社がすごい給料を出していることを就職ダイレクトメールで知り、応募したのがきっかけです。

転職した背景
高年収も「定年まで働き詰めでいいのか?」と思い転職を決意
— では、キーエンスから転職しようとしたきっかけを教えて下さい。
20代後半までキーエンスでの業務に没頭し、あまりこの先のキャリアを考えることなく真っすぐに駆け抜けてきました。
そんな中、結婚をして、子供が生まれる時期になりました。
ご存知かどうかわかりませんが、キーエンスの勤務時間は今でこそかなり緩和されていますが、私が在籍していたころは13時間労働が毎日でした。
お給料は予想通りとても高額な手取りをもらっていましたが、平日は仕事でクタクタになって終わってしまう日が100%でした。
自分の人生はこのまま駆け抜けてて定年まで働いていていいのか?という疑問に駆られるようになり、少しずつ転職について考えるようになりました。
— そんな中、なぜドイツの大手重電メーカーのシーメンスを選んだのでしょうか?
大きく理由は2つあります。
1つは、キーエンス時代から常々、シーメンスは業界での世界No.1企業としてよく名前を聞いていたため、キャリアアップになるのではと思ったからです。
また、シーメンスはドイツ系の外資系企業なのですが、アメリカ系外資企業に比べてドイツ系はマイルドで、日本人が働きやすい環境があると聞いていたからです。
2つ目に、ぼんやりとした外資系企業への憧れがあったからです。英語を全くビジネスで使用することがなかったキーエンスの営業職から、外資系企業への転職はいくらかハードルになると思っていましたが、年をとればとるほど英語力なしで外資系企業への転職をすることは難しいと思い、若いうちの転職を決意しました。
具体的な転職方法
シーメンスとの繋がりがあったリクルートエージェントを活用
— いざ転職活動を始める時、具体的にどのようなアクションをしたのでしょうか?
まずは自分で情報収集をしました。転職エージェントの転職サイトの記事を読んで、転職活動開始前の準備事項を確認しましたね。
その上で、1番重要である履歴書と職務経歴書の作成を行いました。外資系の場合、英文のCareer Sheetも必要となりますので、苦労しながら作成をしました。
次に、エン転職コンサルタントの担当者から様々な転職エージェントを紹介頂き、その中でシーメンスとの繋がりがあったリクルートエージェントに会いに行きました。
後は面接日程や書類合否など全てリクルートエージェントの担当者が段取りをしてくれたので、自分としては面接に集中することができました。
— 実際に行った選考対策を教えて下さい。
職務経歴書は、英語の上級スピーカーが周囲にいなかったため、初回の作成では単語が出てこなかったり、レイアウトが自分の考えている形式で良いのかなど、分からないことだらけで大変でした。
まずは、自分で事前に作成した職務経歴書をとりあえずリクルートエージェントの担当者に渡して、添削してもらいながら改善をしていきました。
面接に関しては、それまでキーエンスでしっかりと実績を積み上げてきたことを言えばいいだけだったので、さほど困りませんでしたが、自分の話し方が自信に満ちているかどうかについては鏡の前でチェックしていました。
落ち着いた雰囲気で自信をもって答えられるような所作が、営業には求められると思ったからです。
「在職中の転職活動はかなり大変」
— 面接ではどのようなことを聞かれましたか?
新卒での採用面接よりは単刀直入な質問が多かった印象が強いです。即戦力を求められているので当然ですが、一気に気が引き締まりましたね。
質問内容としては、比較的オーソドックスな質問しかありませんでしたが、「営業職としてどんな実績を持っていて、これからどう貢献してくれそうか」をシンプルに見極められていたと思います。
具体的に聞かれた内容は、「経歴・自己紹介と志望動機を3分程度で話してください」「前職での定量的実績、得意なジャンルの営業製品、役職の役割について教えてください」「初めての外資系企業で管理職のポジションを捨てて、スタッフレベルから始める事についての抵抗感について」「5年後、10年後の自分についてどういうキャリアを描いているか?」「希望年収はどれぐらいか」などがあったと思います。
— 転職活動中の苦労や悩みを教えて下さい。
まず、在職中の転職活動が時間的にも体力的にも大変でした。
キーエンスでの出社は朝早く、夜遅くまで働き詰めでサボらないよう管理されている中で、日中はほとんど転職活動関連のコンタクトが出来ませんでした。平日でも22時以降しか返事ができないため、やりとりの進みが遅かったです。
後は、英文の職務経歴書作成など、初めて準備する書類が多かったことですね。英語自体を使ったことがなかったので、今なら分かる事さえ全く分からず、すべての物事で予想以上に時間がかかりました。
FA業界大手のシーメンスへの転職に成功した北城さんは、リクルートエージェントを利用したとのことです。
リクルートエージェントは国内最大手の転職エージェントで、圧倒的な求人数と手厚いサポート体制に強みを持っています。シーメンス以外にも、キーエンスやファナックのような案件も保有していると考えられるので、FAメーカーへの転職に興味がある方は、ぜひ登録して求人を確認してみて下さい。
\まずは希望の求人を確認しよう/
記事下の後編に続く
転職に利用したサービス
リクルートエージェント

迷ったらコレ!32万件の求人数を誇る転職エージェントの決定版
リクルートエージェントは、人材業界のトップを独走しているリクルートが運営する国内最大級の総合転職エージェントです。
その歴史は約40年と古く、これまで45万人以上をサポートしており、業界最多の実績を誇っています。保有している求人の量や質、サポート体制など、あらゆる面でトップレベルの水準を誇っており、その総合力が強みと言えます。
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転職エージェント選びで迷っている方は、総合的に安定しているリクルートエージェントで間違いないでしょう。
良かった点の口コミ・評判:
国内最大手エージェントというだけあり、求人の紹介数が頭抜けて多いのは間違いありません。しかもエージェント担当者とは基本的に電話で話すだけで、この後色々紹介が来るので、現職の合間で時間を見つけて登録、転職活動を始めることが出来ました。また、紹介される求人以外にも、当然自分から気になる求人を見つけて応募することも出来るので、幅広い転職活動を行うことが出来ました。履歴書や職歴の添削もアドバイスして下さり、スムーズに選考が進みました。
悪かった点の口コミ・評判:
たくさん求人紹介をして下さった一方で、何処となく機械的で親身さには少々欠けていると感じました。電話で話した内容をどこまで汲み取り、希望の条件を満たしてくれるかはそれぞれの担当者の裁量になるとは思いますが、個人的には気になっている会社について、実際どんな雰囲気の会社なのか、組織はどうなっているのか、仕事内容の詳細など、もう少し情報提供をして欲しかったと思っています。希望する地方の求人は都心に比べて圧倒的に少なかった印象です。
こんな人におすすめ:
年収の幅は会社によってかなり変わってきますが、営業職の求人は多く、可能性を広げる事が出来るという点ではおすすめします。現職を続けながら転職活動していくプロセスとしては臨機応変に対応して下さるので、自分1人で転職活動するには得られない数の求人を頂けると思います。
良かった点の口コミ・評判:
リクルートエージェントは、25歳〜35歳の利用者が80%となり、かなりたくさん求人を紹介してもらえるので、強くおすすめできる。選択肢を増やす」ことだと思ってます。具体的には「大量の求人情報を提供。あとはあなたが決めてね」というスタンス。これはこれで価値だと思います。キャリアインタビュアーっていう、こちらの強みを聞き出してまとめてくれる面接官のかたが親切でした。今の仕事の悩みや今後のキャリアについて、担当者が自分ごとのように考えてくれる人もいました。
悪かった点の口コミ・評判:
リクルートエージェントの求人数は非常に多く、中には労働条件が良くない求人を紹介されることがあるのは事実です。実際に私が利用した際も、年間休日日数が少ないなど「ブラックかな…?」と疑いたくなる求人もありました。
これはどのエージェントにも言えることですが、担当者の中には、残念ながら対応が悪い人も少なからずいました。
1日に数十件のメールが来ることもあり、確かにしつこく感じてしまいました。企業への紹介料を得ることを優先していることが態度に現れている人もいる。
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リクルートエージェントは熱心に面談してくれる人が多いです。20代のうちに転職することで更に裾野が広がるかもしれないので、周囲の環境に惑わされず、転職のプロに相談すべきだと思います。私が利用した際も、今の仕事の悩みや今後のキャリアについて、担当者が自分ごとのように考えてくれました。
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悪かった点の口コミ・評判:
やはり、先方への試用期間として働き始めた時のサポートがほとんどなかったので
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エージェントでお任せした方がこんな会社があったのか?
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良かった点の口コミ・評判:
良かったと思うのは、やはり転職によって条件面で良くなったところです。もしもリクルートエージェントを利用しなければ、今の条件のところには転職できなかったと思います。年収が上がったことはもちろん、職場の雰囲気も良い今の会社に入社できたのは担当者が優秀だったからだと思います。
悪かった点の口コミ・評判:
明確に悪かったというところはありません。お世話になったというところのほうが大きいです。しいて上げるのであれば、畑違いの職種の求人もすすめてきたことがあることでしょうか。ただ、それは私が40代の年齢で求人数自体が少ないから紹介してくれたことだと思っています。
求人の質・量の口コミ・評判:
私の40代という年齢的に求人の量は満足できる量を取り揃えているとは言えませんでしたが、質は結構よくて条件の良い求人が多いなと思いました。
サポートの口コミ・評判:
履歴書や職務経歴書の書き方、良く見せ方についての指導はもちろん、面接でどのような受け答えをしたら良いかや服装などの身だしなみについても細かに指導してくれました。
担当者の質の口コミ・評判:
まず、提案してくれる案件が私の希望をしっかりと聞いてくれたものでした。そのうえで、面接までにその求人で採用されるように準備をしてくれたのでお任せ状態でした。と手も優秀な担当に当たってよかったです。
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40代での転職でしたので、まず年齢面で希望する条件に合う求人があるのかそもそも不安でした。そこで、ネットで各エージェントの口コミを調べて、一番求人数が多いと評価されていたリクルートエージェントを利用することを決めました。サービス登録後の最初の面談で自分の不安を率直に伝えたところ、すぐに20社以上も求人を紹介頂き、加えて小さくても個性や実力のある企業まで紹介頂き、転職先候補の視野も広げて頂けました。求人の豊富さは凄く良かった点です。
悪かった点の口コミ・評判:
エージェントとの最初の面談後、すぐに転職活動を開始しました。活動中のサポートも普通に問題はなかったのですが、少しサポート面でもう少し手厚い部分があると良いと思う点がありました。久々の転職活動でしたので、活動当初、面接がうまくいかない状況が続きました。すぐにエージェントに相談をしてのですが、ネットでも記載されているようなありきたりなアドバイスしか貰えず、結局自分の力で解決しました。大手でエージェントさんも忙しいのだと思いますが、個別の状況に合わせたきめ細かいサポートがあると、更に良いサービスになると思いました。
こんな人におすすめ:
IT業界に強いエージェントがおられるので、専門的な言葉も通じますし、業界の求人動向も教えて頂けます。40代で転職を考えているけど年齢面で不安に思っている方も、豊富な求人を紹介して頂けるのでおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
エージェントを利用する利点としては、「求職者側の事情」と「企業側の事情」の両方を詳しく理解している点だと思います。
求職者側としては、無料でエージェントからのサポートを受けられる点が最大の利点です。履歴書の確認から自分の希望にあった案件を探してくれたり、また面接のコツなども教えてくれるため、準備が非常に簡単になります。
企業側の事情を理解している点としては、その会社がどんな会社で、どういった人材を求めているかを把握しているため、求職者が該当するかどうかを適切に判断してくれます。例えば、未経験でもやる気重視なのか、経験者採用なのかは、なかなか求職者では判断がつきません。
そういったことをエージェントを通すことで、わかりやすくなったことは利用して良かったと思います。
悪かった点の口コミ・評判:
全体としては、満足なのですが、あえて言えば不満点としては、2つありました。
1つは、転職エージェントというのは、転職させてはじめて企業側から手数料として課金できるということです。この仕組み自体はすごくまともだと思うのですが、仲介手数料がほしいために、早く転職させようとしてきたり、企業側の評価を大袈裟に伝えて内定が出たら、「かなりの高評価でした」などと伝えてくることがあります。
2つめは、エージェントの質により転職が左右されてしまうことです。優秀な方は、意外性のある求人や面接対策も抜かりなくやってくれますが、そうではない方では、いくつか求人案件を出して終わりの方もいます。
そのあたりが不満と言えば不満でしょうか。
こんな人におすすめ:
転職エージェントの求人案件としては、事務職が基本的には多いと思います。自分だけでは見つけられない企業や職種もあり、転職で何を実現したいかを話すところから始めるエージェントも多いです。転職後の不安をぼんやりと抱えながらも、仕事で実現したいことがある方にはエージェントはおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
転職理由が年収UPのみの私に対して、どんな事がやりがいで、どんな事が苦手なのかと丁寧にヒアリングしていただいたことによって自身でも再確認することができ職種や業界を絞る際にとても役に立った。また面接対策など電話で行っていただき、中途採用独特の質問に対する意図や目的を知ることができ対策ができました。対応時間も長く、夜遅い異時間帯でも対応可能のため、日中の連絡が難しい私でも連絡取りやすく、とてもメリットに感じました。
悪かった点の口コミ・評判:
質問に対して午前中依頼したことは昼過ぎになる事がある点や、シフト制のせいか平日の休みが多く、急な対応への返信が遅いと感じました。私の対応が悪いとのこともあるのですが、もっと午前の対応と代理対応を早くしてほしいと感じました。
またメールの数がとても多く、管理するのがとても大変です。求人数も多いためスカウトや紹介が常に来るため管理が苦手な私としてはとても大変でした。毎日管理しないと求人は埋もれてしまう為、後で受けたいとなった求人もありました。
こんな人におすすめ:
ベンチャー企業から大手まで営業求人が揃っている為、幅広く受ける事ができます。そのため、まだ軸が明確でない方は幅広く企業を比較し、自分自身で選択することができます。受けたい企業や職種か不明確な方にはおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
当初、転職できるか不安な部分もあったが事務所にて直接担当者の方と話ができ信頼することができた。また、自分のスキル面や業界の動きなど客観的な視点から自分に合うような企業を提案して頂けた。面接に行く前からエントリーシートの添削や自分の長所、短所の指摘などの事前検討を十分にできたため、緊張する面接も余裕を持って臨むことができた。面接後は当日中に状況を確認頂き、個人としては聞きづらい給与面の交渉や入社時期などの調整も実施して頂き、大変助かりました。
悪かった点の口コミ・評判:
個人のことに着目するあまり、面接の練習にと他の会社の採用試験を受けることを勧められたりしました。個人としてはそれもアリかと思いますが、採用しようとしている相手先の会社がにあまりにも失礼なのではないかと思ったことを覚えています。また、親身になってくれる反面、提出物や添削が多く、仕事をしながらの転職活動をするとほぼ休日がなくなってしまいそうなボリュームになります。提出しないと話が進まないため、それなりのエネルギーが必要です。
こんな人におすすめ:
大手だけあり、非常に多くの求人を持っていると感じました。その中でメーカーへの転職例も具体的な話を聞くことができ、転職後の自分の業務や活躍シーンなどをイメージできると思います。転職されるのであれば使わない手はないです。
転職インタビュー:後編
現在の仕事内容
技術的も金額的にも高度な営業が必要
— では、現在の仕事内容を詳しく教えて下さい。
引き続き、営業をしています。
キーエンスと同様に直販営業も行いますが、シーメンスには認定代理店がいますので、代理店営業方式も新たに必要となり、代理店マネジメントなども営業として行うようになりました。
対象のお客様はキーエンス時代のFA専門のお客様だけではなく、石油プラントや電力発電プラントを建設する大手EPC企業などプロセスオートメーションのお客様も加わり、提案する案件が技術的にも金額的にも大きく、ハイレベルなものになりました。
— 現職はキーエンスと同じFAの営業ですが、営業内容の違いはあるのでしょうか?
先ほども触れましたが、直販営業専門から代理店やパートナーとの連携営業への変化があります。そして、海外法人との連携や海外技術者とのコミュニケーションが生まれたことが大きな違いですかね。
キーエンス時代には自分の力と活動量だけが成果へ直結するスタイルでした。そのため自分が頑張ればそれなりの結果はついてきていました。
しかし、シーメンスでは、自分が頑張っても手が回りきらない、どうやっても影響力が及ばない規模のビジネスで、海外法人との連携が必要となってきます。
また、製品について分からない時は海外の技術者にサポートをもらうことになりますので、海外の技術者とよく打ち合わせをしています。
FA業界はエリート不在の「美味しい業界」
— FA業界に転職して最も良かった点は何ですか?
キーエンス時代には感じませんでしたが、FA業界は他の業界に比べてまだまだ日本的、昭和的な匂いが色濃く残っています。
働いている人たちものんびりしているというか、昭和のサラリーマン的なジャンルの人が多いです。誤解を恐れず言えば、人材のレベル的にはIT業界やコンサル業界のような飛びぬけて優秀なエリート達がいません。
その点から言うと、自分が100点と思う結果を出したとしても、厳しい業界では65点にしか扱われない。しかし、FA業界だと150点で評価されるという感覚があります。
その点は美味しい業界だなと思います。
— 転職前と入社後のギャップはありますか?
転職前は外資系企業に対して、どこか憧れのような気持ちと不安を持っていました。自分が英語を話せない状態だったからでしょうか。
しかし実際は、FA業界だけかもしれませんが、外資系企業の社員として英語をバリバリに使わなければならないということはなく、驚いたと同時にこのレベルで許されてよかった、とほっとしている気持ちです。
ただ、英語力はもっと向上させないと、満足するポジションに出世することは難しいという事も分かりましたので、日々鍛錬して十分満足なレベルまで英語力を上げないといけません。
「今後は管理職として裁量を増やしたい」
— 今後のキャリアについて考えていることがあれば教えて下さい。
業界経験を1社目でキーエンスから始められたことは非常に有益であったと思っています。直販の営業職としてほぼ必要なことは身に着けられ、業界知識や人脈も豊富になりました。このメリットを捨てることは考えられないので、今後もFA業界で活躍していきたいと思っています。
現職か、その他の企業でなのかは分かりませんが、現在の中間管理職一歩手前の状況よりステップアップをして、営業マネージャーやジェネラルマネージャーとして裁量を増やし、さらに刺激的な仕事をしていくことが出来ればと思っています。
FA業界の年収事情
キーエンス時代は年収1000万円も、現在は800万円
—では、年収について聞いていきますね。キーエンスでの年収はどれくらいだったのでしょうか?
キーエンスでは、私が在籍していた当時の20代で、年収1000万は超えていました。最近は日本中でキーエンスの給料が高いことが知れ渡ってしまいましたが、その通り社員への金払いはとても良かったです。
「キーエンスって歩合制なの?」とよく聞かれますがそうではありません。あくまでも毎月の月給が固定されており、プラスアルファで毎月、会社の業績(営業利益)にある比率をかけて社員に支給されていました。額にして10万前後でした。
社内等級が上に行けばいく程、基本給とその比率が上がり年収が増えていく仕組みです。

— シーメンスでの、現在の年収を教えて下さい。
現在の年収は800万円ほどです。FA業界の中では、少しだけ良いほうかもしれません。月給固定、年二回のボーナス、残業代で800万円ですね。
ただし、キーエンス時代の年収を考慮して提示されている金額なので、他のキャリアから転職してきた人よりは少し優遇されているのかもしれません。
この年収には満足はしています。キーエンスの時と仕事の密度が違うので、身体がとても楽ですし、その割にはまずまずの年収だと思います。
オフの時間も増えたので、自分の望む姿に近いと思っています。
やる気があれば結果はついてくる
— 評価制度や、大まかな役職別の年収を教えて下さい。
評価制度は極めて日本的な方式ですね。
年間の目標に対しての営業成績の結果による評価はボーナスとリンクしています。年収額の決定は「人事考課」でいう年間評定ランクを毎年上層部が決めていきます。
この人事考課の評定によって、社内のグレードが上がっていきベースの給料が決まっていきます。
20代では年収500万から600万、30代で年収600万から700万、40代で年収800万、マネージャーになると1000万を越えるぐらいだと思います。
— では、FA業界ではどのような人が結果を出せるのでしょうか?
シーメンスに関して言えば、さほど突出した能力がなくても結果は出せます。
なぜなら、FA業界内で世界トップの企業であり、商品も大きなシェアを持っているからです。商品認知度は世界でも高く、エンドユーザーから「シーメンスのこの製品を組み込んで納品してほしい」というユーザー指定ビジネスがかなりあります。
なので、当たり前の対応をしているだけで、数字は自然とついていきます。
さらにその上を行きたい人は、自身による営業努力が必要になります。やる気があって、英語が話せる人は総合的に出世していきますね。
FA業界の働き方
取引相手は部長レベルの重役
— 現在の仕事のやりがいを教えて下さい。
キーエンス時代のように、部品レベルで営業活動をしていた時と異なり、シーメンスの製品は「システム販売」になることが多く、取り扱い金額も10倍以上の案件を取り扱うことになります。
また、取引を行う先がキーエンス時代は大きなユーザーの主任や係長、小さい機械メーカーの設計者レベルの人が中心でしたが、シーメンスのビジネスになると会社の経営上の設備投資レベルの話になるので、部長レベルの要職の方と当たり前にコンタクトをすることになります。
若いうちからそのクラスの方と話せる機会は貴重ですし、人脈を作ることが出来ます。 まだやりがい、というほどではありませんが、将来に活きる下積みであると感謝しています。
— では、どのような場面で成長を感じますか?
新卒として、同じFA業界ながら部品売りメインで営業をしていました。また英語を使う仕事に全く携わらず日々国内営業に追われていました。
今改めて思い返すと、営業パーソンとしてのスキルや経験は同業他社の営業パーソンよりスパルタで鍛えられていたと思っています。
しかし、シーメンスに移り新たにビジネス英語を読み書き、聞く話すの全ての場面で活用できるようになったのは、外資系に来て早くからある程度裁量を持たせてもらいプロジェクトの最前線で経験を積んだことが大きくプラスに作用していると思います。
「英語をあまり使っていなかった日本人」と思っていたはずだがバカにしたりせず、一生懸命ブロークンイングリッシュを聞こうとしてくれました。シーメンスの多様性受け入れ体制のおかげで英語が上達するスピードは加速したと思います。
営業マンに優しいFA業界
— 次に、働き方や残業の多さについて教えて下さい。
外資系企業なので、基本的には残業は推奨されません。それでも残業代は支給されますし、業務によっては夕方から海外とコンタクトをする必要なども出てくるため、残業している部署もあります。
ただ、それほど長時間残業をしている人は少なく、月平均で20〜30時間程度ではないでしょうか。
有給休暇もほぼ100%取得していると思います。赴任してきているドイツ人などはクリスマスはほとんど休暇でいません。日本人社員も快適なワークライフバランスで働けている会社です。
キーエンスとは大違いですね。職場環境は良好だと思います。
— FA業界というとキーエンスを中心にノルマが厳しいイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
キーエンスは突出して厳しいですが、他の同業他社はそれほど厳しくありません。
先ほども言いましたが、FA業界はお客様を含めてまだまだ「昭和のサラリーマン」中心で運営されています。ロジカルに営業活動の質と量を突き詰めて営業活動を管理しているのはキーエンスだけです。
それを真似しようとする同業他社はたくさんいますが、それを継続して行える会社はFA業界に限らず、なかなか見当たらないと思います。
FA業界を志している方は、油断はしないほうが良いとは思いますが、比較的営業マンに優しい業界だと思います。
最後に
ワークライフバランスや安定性は高い
— では最後に、FA業界へ転職や就職を考えている人にメッセージをお願いします。
FA業界はニッチ産業としての扱いを受けるように、あまり世の中のストラテジストなどから注目されずに来た業界です。
一言で言えば地味です。自分が丸の内やニューヨークでバリバリと仕事をしている姿を目指しているのならば、この業界は少し違うと思います。
工場の作業員さん、設計担当さんなどと「昭和の営業」を行いながら下積みをしていく業界です。給与水準もキーエンス以外はそれほどでもないです。
しかし、ワークライフバランスや業界の安定性からみると人生の選択肢としては悪くないと私は思っています。
実際に働いている人を探して、各業界の話を聞いて比較してみると良いと思います。それぞれの人が自分の業界モノサシ基準で評価をしますが、並べてみると業界ごとの差が結構あると思っています。
実際に転職に利用したサービス
リクルートエージェント

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悪かった点の口コミ・評判:
たくさん求人紹介をして下さった一方で、何処となく機械的で親身さには少々欠けていると感じました。電話で話した内容をどこまで汲み取り、希望の条件を満たしてくれるかはそれぞれの担当者の裁量になるとは思いますが、個人的には気になっている会社について、実際どんな雰囲気の会社なのか、組織はどうなっているのか、仕事内容の詳細など、もう少し情報提供をして欲しかったと思っています。希望する地方の求人は都心に比べて圧倒的に少なかった印象です。
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年収の幅は会社によってかなり変わってきますが、営業職の求人は多く、可能性を広げる事が出来るという点ではおすすめします。現職を続けながら転職活動していくプロセスとしては臨機応変に対応して下さるので、自分1人で転職活動するには得られない数の求人を頂けると思います。
良かった点の口コミ・評判:
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悪かった点の口コミ・評判:
リクルートエージェントの求人数は非常に多く、中には労働条件が良くない求人を紹介されることがあるのは事実です。実際に私が利用した際も、年間休日日数が少ないなど「ブラックかな…?」と疑いたくなる求人もありました。
これはどのエージェントにも言えることですが、担当者の中には、残念ながら対応が悪い人も少なからずいました。
1日に数十件のメールが来ることもあり、確かにしつこく感じてしまいました。企業への紹介料を得ることを優先していることが態度に現れている人もいる。
こんな人におすすめ:
リクルートエージェントは熱心に面談してくれる人が多いです。20代のうちに転職することで更に裾野が広がるかもしれないので、周囲の環境に惑わされず、転職のプロに相談すべきだと思います。私が利用した際も、今の仕事の悩みや今後のキャリアについて、担当者が自分ごとのように考えてくれました。
良かった点の口コミ・評判:
本当に様々な企業の案件を持ってきて頂いて働けるまでは
面接、履歴書、職務経歴書等、一生懸命見てくれたり
指導をしてくれたりしていただきました。
ネットで検索するよりも情報量は本当に多いなと思って
少しびっくりしました。
悪かった点の口コミ・評判:
やはり、先方への試用期間として働き始めた時のサポートがほとんどなかったので
そこはうーんどうなんだろうと思いました。
最後転職できるまではある程度相談にのってほしい時もありましたし
業界の知識不足もあったので、そこは悪いかなと思いました。
求人の質・量の口コミ・評判:
一般より量がとても多くてびっくりしました。ネットでの転職活動より
エージェントでお任せした方がこんな会社があったのか?
とわっかたのでよかったです。
サポートの口コミ・評判:
職務経歴書や履歴書、面接のチェックは結構しっかりとおこなって、
いただけましたので満足な担当者でした。
担当者の質の口コミ・評判:
業界の知識はそこまでなくてただマッチングしそうな様々な業界の会社をピックアップしてくれたのは
とても好感がもてました
良かった点の口コミ・評判:
良かったと思うのは、やはり転職によって条件面で良くなったところです。もしもリクルートエージェントを利用しなければ、今の条件のところには転職できなかったと思います。年収が上がったことはもちろん、職場の雰囲気も良い今の会社に入社できたのは担当者が優秀だったからだと思います。
悪かった点の口コミ・評判:
明確に悪かったというところはありません。お世話になったというところのほうが大きいです。しいて上げるのであれば、畑違いの職種の求人もすすめてきたことがあることでしょうか。ただ、それは私が40代の年齢で求人数自体が少ないから紹介してくれたことだと思っています。
求人の質・量の口コミ・評判:
私の40代という年齢的に求人の量は満足できる量を取り揃えているとは言えませんでしたが、質は結構よくて条件の良い求人が多いなと思いました。
サポートの口コミ・評判:
履歴書や職務経歴書の書き方、良く見せ方についての指導はもちろん、面接でどのような受け答えをしたら良いかや服装などの身だしなみについても細かに指導してくれました。
担当者の質の口コミ・評判:
まず、提案してくれる案件が私の希望をしっかりと聞いてくれたものでした。そのうえで、面接までにその求人で採用されるように準備をしてくれたのでお任せ状態でした。と手も優秀な担当に当たってよかったです。
良かった点の口コミ・評判:
40代での転職でしたので、まず年齢面で希望する条件に合う求人があるのかそもそも不安でした。そこで、ネットで各エージェントの口コミを調べて、一番求人数が多いと評価されていたリクルートエージェントを利用することを決めました。サービス登録後の最初の面談で自分の不安を率直に伝えたところ、すぐに20社以上も求人を紹介頂き、加えて小さくても個性や実力のある企業まで紹介頂き、転職先候補の視野も広げて頂けました。求人の豊富さは凄く良かった点です。
悪かった点の口コミ・評判:
エージェントとの最初の面談後、すぐに転職活動を開始しました。活動中のサポートも普通に問題はなかったのですが、少しサポート面でもう少し手厚い部分があると良いと思う点がありました。久々の転職活動でしたので、活動当初、面接がうまくいかない状況が続きました。すぐにエージェントに相談をしてのですが、ネットでも記載されているようなありきたりなアドバイスしか貰えず、結局自分の力で解決しました。大手でエージェントさんも忙しいのだと思いますが、個別の状況に合わせたきめ細かいサポートがあると、更に良いサービスになると思いました。
こんな人におすすめ:
IT業界に強いエージェントがおられるので、専門的な言葉も通じますし、業界の求人動向も教えて頂けます。40代で転職を考えているけど年齢面で不安に思っている方も、豊富な求人を紹介して頂けるのでおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
エージェントを利用する利点としては、「求職者側の事情」と「企業側の事情」の両方を詳しく理解している点だと思います。
求職者側としては、無料でエージェントからのサポートを受けられる点が最大の利点です。履歴書の確認から自分の希望にあった案件を探してくれたり、また面接のコツなども教えてくれるため、準備が非常に簡単になります。
企業側の事情を理解している点としては、その会社がどんな会社で、どういった人材を求めているかを把握しているため、求職者が該当するかどうかを適切に判断してくれます。例えば、未経験でもやる気重視なのか、経験者採用なのかは、なかなか求職者では判断がつきません。
そういったことをエージェントを通すことで、わかりやすくなったことは利用して良かったと思います。
悪かった点の口コミ・評判:
全体としては、満足なのですが、あえて言えば不満点としては、2つありました。
1つは、転職エージェントというのは、転職させてはじめて企業側から手数料として課金できるということです。この仕組み自体はすごくまともだと思うのですが、仲介手数料がほしいために、早く転職させようとしてきたり、企業側の評価を大袈裟に伝えて内定が出たら、「かなりの高評価でした」などと伝えてくることがあります。
2つめは、エージェントの質により転職が左右されてしまうことです。優秀な方は、意外性のある求人や面接対策も抜かりなくやってくれますが、そうではない方では、いくつか求人案件を出して終わりの方もいます。
そのあたりが不満と言えば不満でしょうか。
こんな人におすすめ:
転職エージェントの求人案件としては、事務職が基本的には多いと思います。自分だけでは見つけられない企業や職種もあり、転職で何を実現したいかを話すところから始めるエージェントも多いです。転職後の不安をぼんやりと抱えながらも、仕事で実現したいことがある方にはエージェントはおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
転職理由が年収UPのみの私に対して、どんな事がやりがいで、どんな事が苦手なのかと丁寧にヒアリングしていただいたことによって自身でも再確認することができ職種や業界を絞る際にとても役に立った。また面接対策など電話で行っていただき、中途採用独特の質問に対する意図や目的を知ることができ対策ができました。対応時間も長く、夜遅い異時間帯でも対応可能のため、日中の連絡が難しい私でも連絡取りやすく、とてもメリットに感じました。
悪かった点の口コミ・評判:
質問に対して午前中依頼したことは昼過ぎになる事がある点や、シフト制のせいか平日の休みが多く、急な対応への返信が遅いと感じました。私の対応が悪いとのこともあるのですが、もっと午前の対応と代理対応を早くしてほしいと感じました。
またメールの数がとても多く、管理するのがとても大変です。求人数も多いためスカウトや紹介が常に来るため管理が苦手な私としてはとても大変でした。毎日管理しないと求人は埋もれてしまう為、後で受けたいとなった求人もありました。
こんな人におすすめ:
ベンチャー企業から大手まで営業求人が揃っている為、幅広く受ける事ができます。そのため、まだ軸が明確でない方は幅広く企業を比較し、自分自身で選択することができます。受けたい企業や職種か不明確な方にはおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
当初、転職できるか不安な部分もあったが事務所にて直接担当者の方と話ができ信頼することができた。また、自分のスキル面や業界の動きなど客観的な視点から自分に合うような企業を提案して頂けた。面接に行く前からエントリーシートの添削や自分の長所、短所の指摘などの事前検討を十分にできたため、緊張する面接も余裕を持って臨むことができた。面接後は当日中に状況を確認頂き、個人としては聞きづらい給与面の交渉や入社時期などの調整も実施して頂き、大変助かりました。
悪かった点の口コミ・評判:
個人のことに着目するあまり、面接の練習にと他の会社の採用試験を受けることを勧められたりしました。個人としてはそれもアリかと思いますが、採用しようとしている相手先の会社がにあまりにも失礼なのではないかと思ったことを覚えています。また、親身になってくれる反面、提出物や添削が多く、仕事をしながらの転職活動をするとほぼ休日がなくなってしまいそうなボリュームになります。提出しないと話が進まないため、それなりのエネルギーが必要です。
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大手だけあり、非常に多くの求人を持っていると感じました。その中でメーカーへの転職例も具体的な話を聞くことができ、転職後の自分の業務や活躍シーンなどをイメージできると思います。転職されるのであれば使わない手はないです。
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