この記事では、デロイトトーマツコンサルティングへの転職を考えている人向けに、年収などの水準、採用傾向、求人が豊富な最適な転職サービス、面接対策、それらをもとに総合的に判断した転職難易度を紹介しています。
デロイトトーマツコンサルティングの基本情報
転職先の組織や事業状態を把握しておくことは非常に重要です。転職・求人の情報の前に、まずはIR情報から、デロイトトーマツコンサルティングの売上規模や年収情報をご説明します。
採用傾向
第二新卒未経験の採用も積極的
デロイトトーマツコンサルティングは、大手総合系コンサルファームの中では珍しく、未経験第二新卒採用にも積極的な会社です。大手上場企業から管、経営管理、財務管理系の業務経験を積んだ優秀層がターゲットになります。
タイミングによって採用難易度が変わる傾向がある
年間での採用計画や事業の状態によって、第二新卒の先行難易度が下がる時期があるため、事情に詳しいコンサル専門の転職エージェント(Axisコンサルティングなど)に聞いてみることをおすすめします。
TOEIC600点以上が必須
デロイトトーマツコンサルティングは選考にTOEICが必須になっており、600点が足切りラインです。
デロイトトーマツコンサルティングへのオススメの転職方法
おすすめの転職サービス
デロイトトーマツコンサルティングや、類似する業界の企業の実際に掲載されている求人などの情報などから、最適な転職サービスをご紹介します。
- 業界特化
- 未経験から経験者まで
- アドバイザーの知識
コンサルへの転職ならアクシスコンサルティング
これまで約20,000名のコンサル転職志望者を支援してきたアクシスコンサルティングは、Big4からベンチャーファームまで確かな支援実績を誇っています。また、コンサルタントの事業会社への支援実績も豊富で、コンサルタントとしてのキャリア全体を包括的にサポートしています。
カテゴリ | 掲載企業例 |
---|---|
コンサルファーム | アクセンチュア、アビームコンサルティング、EY、ATカーニー、NTTデータ、クニエ、KPMG、シグマクシス、スカイライト、デロイトトーマツ、PwC、フューチャーアーキテクト |
- ベンチャーに強い
- 20~30代向け
- 第二新卒
- スカウトサービス
若手の優秀層向け求人はNo1。大手からベンチャーまで
若手優秀層向けの都内の大企業、成長企業求人に強いスカウトサービス。登録しておくだけで、会社や業界特化の転職エージェントからスカウトが届く。主に20代から30代前半をターゲットにしており、ベンチャー、新規事業転職ならここの利用がおすすめ。
企業名 | 掲載職種 |
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デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 |
・WEBデザイナー ・システムエンジニア(SE) ・経営コンサルタント・戦略コンサルタント |
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カテゴリ | 掲載企業例 |
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コンサルファーム | アクセンチュア、アビームコンサルティング、EY、ATカーニー、NTTデータ、クニエ、KPMG、シグマクシス、スカイライト、デロイトトーマツ、PwC、フューチャーアーキテクト |
- ハイクラス
- 年収600万以上
- 外資に強い
ハイクラス向けおすすめNo1エージェント
JACリクルートメントは、外資系から日系大手まで大手案件を多数保有するハイクラスをメインターゲットにした転職エージェントです。一番オススメなポイントは、求職者の担当と企業の窓口が共通なため、選考を受ける企業の細かな情報を知ることができることです。そのため選考をより有利にすすめることができます。
カテゴリ | サービス / 商社、流通、外食 / 建設、不動産 / 金融 / クリエイティブ、マーケティング / 運輸、物流、倉庫 / IT、通信 / コンサル / 電気、電子、半導体 / 機械、自動車 / 化学 / 金属、素材、エネルギー / 医療、介護、福祉 |
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面談拠点 | 東京、群馬、栃木、茨城、埼玉、神奈川、山梨、長野、愛知、静岡、大阪、京都、神戸、広島、岡山 |
転職活動の進め方
情報収集段階はスカウトサービスで
スカウトサービスなら具体的な求人検索に加え、待っているだけで企業や転職エージェントからスカウトが届きます。スカウトは、興味があるものがあれば話だけでも聞いてみることできます。面談の練習などにもとてもおすすめです。
転職エージェントで対策を万全に
転職エージェントは、その時々の各企業の採用状況、非公開の求人から、どのような企業にどのような人が採用されやすいかまで、エージェントにしか知り得ない詳しい情報を保有しています。きっちり企業の状態を把握して選考対策を立てるために、エージェントの利用はマストです。まずは無料の求人紹介を受けてみて、求人状況や採用傾向を確認してみましょう
求人探しに困ってるならリクルートエージェント
保有求人数はNo1
リクルートエージェントは言わずとしれた業界No1の規模を誇るエージェントですが、その最大の強みは「求人数」です。その保有求人数は公開されているものだけで30万件以上と幅広い業界や職種に対応しています。
特に大手の求人に強い
リクルートエージェントは全国の求人を網羅していますが、明確な強みとしては「中小エージェントが保有していない大企業案件」を扱っていることです。得に大手思考の場合はリクルートエージェント以外ではアクセスできない求人もあるため、必ず利用するようにしましょう。
良かった点の口コミ・評判:
国内最大手エージェントというだけあり、求人の紹介数が頭抜けて多いのは間違いありません。しかもエージェント担当者とは基本的に電話で話すだけで、この後色々紹介が来るので、現職の合間で時間を見つけて登録、転職活動を始めることが出来ました。また、紹介される求人以外にも、当然自分から気になる求人を見つけて応募することも出来るので、幅広い転職活動を行うことが出来ました。履歴書や職歴の添削もアドバイスして下さり、スムーズに選考が進みました。
悪かった点の口コミ・評判:
たくさん求人紹介をして下さった一方で、何処となく機械的で親身さには少々欠けていると感じました。電話で話した内容をどこまで汲み取り、希望の条件を満たしてくれるかはそれぞれの担当者の裁量になるとは思いますが、個人的には気になっている会社について、実際どんな雰囲気の会社なのか、組織はどうなっているのか、仕事内容の詳細など、もう少し情報提供をして欲しかったと思っています。希望する地方の求人は都心に比べて圧倒的に少なかった印象です。
こんな人におすすめ:
年収の幅は会社によってかなり変わってきますが、営業職の求人は多く、可能性を広げる事が出来るという点ではおすすめします。現職を続けながら転職活動していくプロセスとしては臨機応変に対応して下さるので、自分1人で転職活動するには得られない数の求人を頂けると思います。
良かった点の口コミ・評判:
リクルートエージェントは、25歳〜35歳の利用者が80%となり、かなりたくさん求人を紹介してもらえるので、強くおすすめできる。選択肢を増やす」ことだと思ってます。具体的には「大量の求人情報を提供。あとはあなたが決めてね」というスタンス。これはこれで価値だと思います。キャリアインタビュアーっていう、こちらの強みを聞き出してまとめてくれる面接官のかたが親切でした。今の仕事の悩みや今後のキャリアについて、担当者が自分ごとのように考えてくれる人もいました。
悪かった点の口コミ・評判:
リクルートエージェントの求人数は非常に多く、中には労働条件が良くない求人を紹介されることがあるのは事実です。実際に私が利用した際も、年間休日日数が少ないなど「ブラックかな…?」と疑いたくなる求人もありました。
これはどのエージェントにも言えることですが、担当者の中には、残念ながら対応が悪い人も少なからずいました。
1日に数十件のメールが来ることもあり、確かにしつこく感じてしまいました。企業への紹介料を得ることを優先していることが態度に現れている人もいる。
こんな人におすすめ:
リクルートエージェントは熱心に面談してくれる人が多いです。20代のうちに転職することで更に裾野が広がるかもしれないので、周囲の環境に惑わされず、転職のプロに相談すべきだと思います。私が利用した際も、今の仕事の悩みや今後のキャリアについて、担当者が自分ごとのように考えてくれました。
良かった点の口コミ・評判:
本当に様々な企業の案件を持ってきて頂いて働けるまでは
面接、履歴書、職務経歴書等、一生懸命見てくれたり
指導をしてくれたりしていただきました。
ネットで検索するよりも情報量は本当に多いなと思って
少しびっくりしました。
悪かった点の口コミ・評判:
やはり、先方への試用期間として働き始めた時のサポートがほとんどなかったので
そこはうーんどうなんだろうと思いました。
最後転職できるまではある程度相談にのってほしい時もありましたし
業界の知識不足もあったので、そこは悪いかなと思いました。
求人の質・量の口コミ・評判:
一般より量がとても多くてびっくりしました。ネットでの転職活動より
エージェントでお任せした方がこんな会社があったのか?
とわっかたのでよかったです。
サポートの口コミ・評判:
職務経歴書や履歴書、面接のチェックは結構しっかりとおこなって、
いただけましたので満足な担当者でした。
担当者の質の口コミ・評判:
業界の知識はそこまでなくてただマッチングしそうな様々な業界の会社をピックアップしてくれたのは
とても好感がもてました
良かった点の口コミ・評判:
良かったと思うのは、やはり転職によって条件面で良くなったところです。もしもリクルートエージェントを利用しなければ、今の条件のところには転職できなかったと思います。年収が上がったことはもちろん、職場の雰囲気も良い今の会社に入社できたのは担当者が優秀だったからだと思います。
悪かった点の口コミ・評判:
明確に悪かったというところはありません。お世話になったというところのほうが大きいです。しいて上げるのであれば、畑違いの職種の求人もすすめてきたことがあることでしょうか。ただ、それは私が40代の年齢で求人数自体が少ないから紹介してくれたことだと思っています。
求人の質・量の口コミ・評判:
私の40代という年齢的に求人の量は満足できる量を取り揃えているとは言えませんでしたが、質は結構よくて条件の良い求人が多いなと思いました。
サポートの口コミ・評判:
履歴書や職務経歴書の書き方、良く見せ方についての指導はもちろん、面接でどのような受け答えをしたら良いかや服装などの身だしなみについても細かに指導してくれました。
担当者の質の口コミ・評判:
まず、提案してくれる案件が私の希望をしっかりと聞いてくれたものでした。そのうえで、面接までにその求人で採用されるように準備をしてくれたのでお任せ状態でした。と手も優秀な担当に当たってよかったです。
良かった点の口コミ・評判:
40代での転職でしたので、まず年齢面で希望する条件に合う求人があるのかそもそも不安でした。そこで、ネットで各エージェントの口コミを調べて、一番求人数が多いと評価されていたリクルートエージェントを利用することを決めました。サービス登録後の最初の面談で自分の不安を率直に伝えたところ、すぐに20社以上も求人を紹介頂き、加えて小さくても個性や実力のある企業まで紹介頂き、転職先候補の視野も広げて頂けました。求人の豊富さは凄く良かった点です。
悪かった点の口コミ・評判:
エージェントとの最初の面談後、すぐに転職活動を開始しました。活動中のサポートも普通に問題はなかったのですが、少しサポート面でもう少し手厚い部分があると良いと思う点がありました。久々の転職活動でしたので、活動当初、面接がうまくいかない状況が続きました。すぐにエージェントに相談をしてのですが、ネットでも記載されているようなありきたりなアドバイスしか貰えず、結局自分の力で解決しました。大手でエージェントさんも忙しいのだと思いますが、個別の状況に合わせたきめ細かいサポートがあると、更に良いサービスになると思いました。
こんな人におすすめ:
IT業界に強いエージェントがおられるので、専門的な言葉も通じますし、業界の求人動向も教えて頂けます。40代で転職を考えているけど年齢面で不安に思っている方も、豊富な求人を紹介して頂けるのでおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
エージェントを利用する利点としては、「求職者側の事情」と「企業側の事情」の両方を詳しく理解している点だと思います。
求職者側としては、無料でエージェントからのサポートを受けられる点が最大の利点です。履歴書の確認から自分の希望にあった案件を探してくれたり、また面接のコツなども教えてくれるため、準備が非常に簡単になります。
企業側の事情を理解している点としては、その会社がどんな会社で、どういった人材を求めているかを把握しているため、求職者が該当するかどうかを適切に判断してくれます。例えば、未経験でもやる気重視なのか、経験者採用なのかは、なかなか求職者では判断がつきません。
そういったことをエージェントを通すことで、わかりやすくなったことは利用して良かったと思います。
悪かった点の口コミ・評判:
全体としては、満足なのですが、あえて言えば不満点としては、2つありました。
1つは、転職エージェントというのは、転職させてはじめて企業側から手数料として課金できるということです。この仕組み自体はすごくまともだと思うのですが、仲介手数料がほしいために、早く転職させようとしてきたり、企業側の評価を大袈裟に伝えて内定が出たら、「かなりの高評価でした」などと伝えてくることがあります。
2つめは、エージェントの質により転職が左右されてしまうことです。優秀な方は、意外性のある求人や面接対策も抜かりなくやってくれますが、そうではない方では、いくつか求人案件を出して終わりの方もいます。
そのあたりが不満と言えば不満でしょうか。
こんな人におすすめ:
転職エージェントの求人案件としては、事務職が基本的には多いと思います。自分だけでは見つけられない企業や職種もあり、転職で何を実現したいかを話すところから始めるエージェントも多いです。転職後の不安をぼんやりと抱えながらも、仕事で実現したいことがある方にはエージェントはおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
転職理由が年収UPのみの私に対して、どんな事がやりがいで、どんな事が苦手なのかと丁寧にヒアリングしていただいたことによって自身でも再確認することができ職種や業界を絞る際にとても役に立った。また面接対策など電話で行っていただき、中途採用独特の質問に対する意図や目的を知ることができ対策ができました。対応時間も長く、夜遅い異時間帯でも対応可能のため、日中の連絡が難しい私でも連絡取りやすく、とてもメリットに感じました。
悪かった点の口コミ・評判:
質問に対して午前中依頼したことは昼過ぎになる事がある点や、シフト制のせいか平日の休みが多く、急な対応への返信が遅いと感じました。私の対応が悪いとのこともあるのですが、もっと午前の対応と代理対応を早くしてほしいと感じました。
またメールの数がとても多く、管理するのがとても大変です。求人数も多いためスカウトや紹介が常に来るため管理が苦手な私としてはとても大変でした。毎日管理しないと求人は埋もれてしまう為、後で受けたいとなった求人もありました。
こんな人におすすめ:
ベンチャー企業から大手まで営業求人が揃っている為、幅広く受ける事ができます。そのため、まだ軸が明確でない方は幅広く企業を比較し、自分自身で選択することができます。受けたい企業や職種か不明確な方にはおすすめです。
良かった点の口コミ・評判:
当初、転職できるか不安な部分もあったが事務所にて直接担当者の方と話ができ信頼することができた。また、自分のスキル面や業界の動きなど客観的な視点から自分に合うような企業を提案して頂けた。面接に行く前からエントリーシートの添削や自分の長所、短所の指摘などの事前検討を十分にできたため、緊張する面接も余裕を持って臨むことができた。面接後は当日中に状況を確認頂き、個人としては聞きづらい給与面の交渉や入社時期などの調整も実施して頂き、大変助かりました。
悪かった点の口コミ・評判:
個人のことに着目するあまり、面接の練習にと他の会社の採用試験を受けることを勧められたりしました。個人としてはそれもアリかと思いますが、採用しようとしている相手先の会社がにあまりにも失礼なのではないかと思ったことを覚えています。また、親身になってくれる反面、提出物や添削が多く、仕事をしながらの転職活動をするとほぼ休日がなくなってしまいそうなボリュームになります。提出しないと話が進まないため、それなりのエネルギーが必要です。
こんな人におすすめ:
大手だけあり、非常に多くの求人を持っていると感じました。その中でメーカーへの転職例も具体的な話を聞くことができ、転職後の自分の業務や活躍シーンなどをイメージできると思います。転職されるのであれば使わない手はないです。
良かった点の口コミ・評判:
私の転職条件が、土地限定で、かつ業種も絞っていたため、案件を探すのに大変だったと思いますが、近い求人のものがあったらすぐに情報を展開いただき、一生懸命の対応には満足しておりました。結果的に、別の転職サイトで転職が決定し、その旨連絡をしたところ、お役に立てずに申し訳ございませんでしたと丁寧にお返事をいただき、最後まで気持ちよく利用させていただくことが出来ました。
悪かった点の口コミ・評判:
私が希望していた業種が理系であり、担当者は文系が専門と仰られていましたので、紹介いただく求人先の業種の話を深く聞くと、詳しい者に聞いてから折り返しますとすぐに回答が得られなかったのは少し残念な部分でした。担当者から紹介される求人先は私の希望にマッチングしておりましたが、自動配信でくる求人はほとんどが参考にならないものでした。
求人の質・量の口コミ・評判:
私の転職の場合、非常に厳しい条件をつけてしまい、電機,電子系で、かつ実家に出来るだけ近い県ということにしていたので、一生懸命探していただいたのですが、結果的に10件程度にとどまりました。紹介していただいた求人内容としては、経験を活かせそうな業種の紹介であり、親和性は比較的高かったです。
サポートの口コミ・評判:
職務経歴書,履歴書の添削については、しっかりと行っていただき、また面談は電話でしたが、時間をかけて丁寧に聞き取りしていただきました。面接まで進んだ企業との調整も丁寧に行っていただき、サポートはしっかりとしていたと実感しております。
担当者の質の口コミ・評判:
こちらの条件をしっかりと聞いてくれたので、私の希望した業種については比較的マッチングしていたのですが、やはり専門性の高い内容でしたので、希望する求人先に対する担当者の業界知識は弱い感じがしました。
人物:42歳 男性 事務管理
業界:BPO・コールセンター
地域:東京都
年収:700万円 → 650万円
併用サービス:doda,ランスタッド,JACリクルートメント
良かった点の口コミ・評判:
40代で転職を考えようとした時に,自身の力だけで情報を収集し,応募企業を選別し,面接にたどり着くにはどうしても限界があると感じました。その点,転職エージェントを活用したことで,そのあたりをスムーズに進めることができ,とても助けられました。また,転職サイトには掲載されていない生の情報(実際の労働環境や企業風土,および想定されるリアルな収入など)をエージェントを通して知ることができ,転職後の就業イメージをつかむ為に非常に参考になりました。
悪かった点の口コミ・評判:
担当エージェントのレスポンスが少し良くなかった点に不満を感じました。やはり,転職活動をする身としては,選考状況がどうなっているのか,企業側の印象はどうなのか,新しい募集案件はないのか,など,必要な情報をタイムリーに知りたいというのが本心です。問い合わせしたことに対しても,何日か経過した後に返信があったり,そもそも催促しなければ返信がなかったりと,レスポンスの悪さには不満がありましたし,その点は改善してほしいと思いました。
こんな人におすすめ:
40代の転職にもなると,これまでのキャリアや経験が重視される募集案件がほとんどだが,自身のキャリアの客観的な評価や,募集案件と自身の希望のマッチング具合など,第三者の目を通して具体的なアドバイスをしてもらいたい人にはおすすめ。
デロイトトーマツコンサルティングの面接情報
面接・選考の流れ
面接の口コミ
キャリコネより、デロイトトーマツコンサルティングの選考関連の口コミを一部ご紹介します。口コミが気になる方は、詳しくはキャリコネをご参考ください。
役職:コンサルタント
面接途中に課題として紙に記載されたビジネスケースを渡され、それ対してのSolutionの提案を求められた。
回答
まずは、ビジネスケースの情報から得た情報と課題感、さらに追加で確認すべき情報を説明した。その後、情報の仮説をつくり、条件に応じて解決策、対応案を述べた。当たり前ではあるが、仮説立て、条件に応じてどう対応するか、自分はどう行動するかを示せればいいのだと思う。
役職:経営コンサルタント
御社でどのような新規事業を行うか、その市場規模は?
回答
新規事業の内容については述べたが、妥当性や採算性等についてほぼ全ての面で詰められた。相手が求めている答えは出せなかった。
役職:経営コンサルタント
転職理由が甘い
回答
前職で経営コンサルタントを経験しており、その問題、デロイトトーマツでしか出来ないであろうことを伝えたが、分からないと言われ、聞いてもらえなかった。
何を言っても否定しかしてこなく、ロジカルで無いと言われ、受ける気が無くなった。
その後、面接官の入社理由を聞いたが、時代が時代で何となくと言われて、失望しかしなかった。もちろん辞退した。
役職:経営コンサルタント
なぜDTCなの?
回答
現職では比較的に小さいプロジェクトしか経験できないので、これからは規模や金額が大きいプロジェクトにも挑戦してみたいと考えています。
役職:コンサルタント
身近にコンサルタントはいるか?
回答
いません。
現職はコンサルを入れたことがなかったので、コンサルとはどんな人種か知りたくて採用に応募した。
役職:経営コンサルタント
ケース 働き方改革について
回答
各ステークホルダーのメリット・デメリットを挙げ、根本的なデメリットを改善するための打ち手を出した。もちろんMECEかつ論理的に整理した。その後、面接官の深堀の質問に柔軟に対応した。
デロイトトーマツコンサルティングの環境・社風・成長・残業
デロイトトーマツコンサルティングの環境・社風・成長・残業に関する情報を、OpenWorksやキャリコネなどの口コミサイトからまとめました。
環境 | 福利厚生は充実していなく、その分給与が高い。文化は部門によって様々。 | |
---|---|---|
社風 | 立場関係なく意見は求められる | |
成長 | 教育体制が整っている。優秀な社員が多く成長できるとの声が多数 | |
残業 | 裁量労働制のため残業の概念なし。ただ、業務量は多い |
福利厚生について
福利厚生はほぼないに等しい
企業内保育園、各種社会保険、退職金制度など、基本的な制度はありますが、それ以外の福利厚生はないに等しいとの声が多いです。
社風について
全体的に自由度が高く人を育てる文化がある
風通しよく、立場関係なく意見を求められるようです。自由で積極的に意見が反映される社風と言えます。
また、コンサルティングファームとしては珍しく、教育に積極的という意見も多数見受けられます。
部門によって様々
インダストリーとコンピテンシーのマトリックスで組織は細分化していて、部門同士の関わりはあまりないでそうです。そのため、部門ごとによって文化や風土は違うようです。
成長環境について
優秀でモチベーションが高い人が多い
事業会社やコンサルファームで経験を積んできた優秀な人材が多く、それぞれがモチベーション高く仕事に熱心であるそうです。そのため、お互いに切磋琢磨しながら成長できる環境があるようです。モチベーションがない人は勝手に辞めていくそうです。
また、求められるアウトプットは質は高く、論理性や量が欠けていると容赦なく詰めてくるようです。
残業について
裁量労働制を採用している
裁量労働制を採用しているため、残業という概念が存在していないようです。制度としては、自由に勤務時間を調整できるが、業務量は多いようです。
部署によって様々
業務時間は部署やプロジェクトによって様々であるそうです。クライアントから高額なコンサル料を頂いているため、それなりの業務量になります。
デロイトトーマツコンサルティングの総合転職難易度
様々な情報から、Careerbookが調査した上場企業3000社の中での相対的なデロイトトーマツコンサルティングへの転職難易度を総合的に評価したところ、転職難易度は「A:難易度はかなり高め」になりました。
企業人気度 | 超人気企業 |
---|---|
業界特性 | 志望者は多く、難易度は高い。ただし採用人数も多いため、企業を選ばずに対策をしっかり行えば、業界に入ることは十分狙える。 |
競争率について | 上場企業でもかなりの高年収。かなり競争率が激しく難易度は高い |
総合難易度 | A:難易度はかなり高め |
あくまでもこれは会社全体としての傾向です。職種やポジションによって実際は異なりますし、どのような経験を持った人材を採用しているかは、その時々で常に変化しています。
転職サービスを利用して情報収集を欠かさず行い、タイミングをつかんでより良い転職ができるようにしましょう。
業界別難易度ランキング
順位 | 会社名 | ||
---|---|---|---|
1位 | マッキンゼー | ||
2位 | ボストンコンサルティング(BCG) | ||
3位 | M&Aキャピタルパートナーズ | ||
4位 | アクセンチュア | ||
5位 | 日本M&Aセンター | ||
6位 | 野村総合研究所(NRI) | ||
7位 | 三菱総合研究所 | ||
8位 | PwCコンサルティング | ||
9位 | 船井総研 | ||
10位 | デロイトトーマツコンサルティング | ||
11位 | 識学 | ||
12位 | AGS | ||
13位 | ドリームインキュベータ | ||
14位 | ストライク | ||
15位 | タナベ経営 | ||
・・・・・・・・ | |||
22位 | プロレド・パートナーズ |
コンサルティング業界では転職難易度は第10位
コンサルティング業界の企業内でのデロイトトーマツコンサルティングの年収ランキングは第10位です。
コンサルティング業界の年収第1位はマッキンゼー、第2位はボストンコンサルティング(BCG)、第3位はM&Aキャピタルパートナーズとなっています。
キャリアアドバイザーによるコンサルティングへの転職の解説
採用状況・転職難易度
コンサルティングファームの中にも戦略系、総合、IT系、等様々な種類がありますが、総じて難易度は高いです。中でも戦略系は最も難易度が高く、IT系は比較的難易度が低くなっています。
採用は20代~30代前半ののメンバークラスとディレクター、マネージャークラスとざっくりわかれており、第二新卒は未経験からの採用枠も存在します。
採用枠は、案件の動向などにより、タイミングによってメンバークラスの採用枠が多い時、マネージャークラスの採用枠が多い時があります。適切な転職エージェントとコンタクトをとっておけば、今どのような時期か教えてくれるはずです。
どんな人に向いているか
アナリストはデータ収集やパワーポイントの作成、コンサルタント(アソシエイト)はプレゼンテーションや要件定義や構成能力、マネージャークラスになると案件・メンバー管理、クライアントとのリレーション構築(案件発掘、進捗報告、提案)、新規案件発掘が問われます。アウトプットは「経営改善のための整理されたロジック」になるため、ロジカルシンキング能力、文章制作能力がベースとして問われます。
なお、多くのファームではマネージャーになるためにTOICEの点数が定められています。
年収事情
会社によりますが、アナリストの年収約450万円~650万円(残業代全額支給)ほどになります。コンサルタントの年収約600万円~1200万円(雇用形態次第ではみなし残業になる場合あり)で、年収は高いですが、業務量が多くなります。
マネージャーの年収は約800万円~2000万円で、ほぼ、裁量労働制もしくは年俸制になります。年齢としては、30歳~40歳ぐらいでアッパーゾーンになります。ディレクター、パートナーには一握りの人しか慣れませんが、ディレクターは2000万円以上で上限はなく、数億円の方もいるようです。
仕事について
新卒や第二新卒枠で採用された場合はほとんどアナリストで入社することになります。ファームの規模にもよりますが、入社後は基本的に大規模案件へアサインされることが多く、ディレクター、マネージャーが1名ずつ、コンサルタント以下数名といったチーム構成になり業務を学んでいくことになります。
アナリストで経験を積み、案件の流れやアウトプット方法になれると、ほとんどの人がコンサルタント(アソシエイト)に昇格しますが、マネージャー、ディレクターへは限られた人が昇格可能になります。
異業種からコンサルへの転職
就職でも転職でも人気業界であるため、異業種からの転職難易度は高めです。ただ、その分ほかの業界に比べ論理的、戦略的な思考をもち優秀な人材が多いことも間違いありません。今の環境に満足しておらず、成長していきたい方や、やりたいことに向けてのステップアップにしたいと考えている方にとってはおすすめの業界です。また、コンサルティングファームに就職するためのステップアップとしてSierや大手企業の経営企画、最近ではM&A企業に就職する方も増えてきています。自身の経験を持って、どういったステップでキャリアを歩めばいいのか自分自身をコンサルティングする能力も必要といえます。そのほか、自頭を最重要視しているファームが多いため適性検査(GAB、SPI)の対策は必ず行い、全体の8割以上がとれるまでになること。話し方についてもロジカルに話を組み立て発信できるように訓練することをお勧めします。
コンサルからの転職先
コンサルティング業界は非常に業界スライドで転職される方が多いです。また、外資系のコンサルティングファームでは最近は少なくなりましたが「Up or Out」の文化があり、昇格か転職かといったことも業界スライドが多い原因といえます。
また、長くコンサルタントを行っていると他ファームとの共同案件も多いため、他社から引き抜きで声がかかることも多いです。業界スライドでの転職を行うと年収は前職以上で提示されます。このシステムを利用して未経験で小規模のファームにまず就職し、数年での転職を繰り返し最終的に大手ファームに就職するといった方も多いです。ただ、中小のファームは、実際コンサルティングは行っていないような会社もたまにあるため、事前に会社情報をしっかりと調べることをお勧めします。
コンサルタントからの就職先としては、事業会社の経営企画、ファーム、外資系投資銀行などが多いですが、高収入を経験し、逆に金銭欲がなくなる方もいるので、大学の教授を目指す方、たまに著書を出版し小説家になる方などもいたりします。
いずれも、コンサルタントになる方は優秀な方が多いので異業界への転職でも困ることはありません。ただ、異業界への転職であれば大半が年収は下がる傾向にあるため、年収に関しては覚悟を決める必要があります。
面接対策
コンサルファームの面接では複数回の面接に加えて、ほとんどの場合、SPIもしくはGABのテストが行わるので、必ず対策をすることをおすすめします。テストの合格ラインは一般的に8割以上と言われており、最低でも7割以上出せなければテストでお見送りされることになります。一次選考の面接はマネージャークラス、二次選考(最終選考)はディレクターもしくはパートナー、最終選考はパートナーが面接官になります。二次面接以降はロジカルに付け加え、同社への入社意欲や相性といったものが評価対象になってきます。コンサルティングファームの面接は最終選考まで選考要素が大いにあります。
また、1次面接では、ケーススタディやフェルミ推定といった問題が出題されます。大体、問題に対して30分から1時間を使い問題の回答から回答に結びつけた根拠を記載し、その後面接官に対して回答をプレゼンテーションするといった流れになります。ケーススタディやフェルミ推定については書店で参考問題を販売しているので対策は必ず行いましょう。数値を用いて回答を導き出しているか、論理的に説得力のある根拠があるかといったことが評価ポイントになります。
選考の中でこのケーススタディやフェルミ推定は頻繁に聞かれます(面接の中でいきなり、日本人は年間でどのくらいトイレットペーパーを使うかなど)。一次選考はこのプレゼンテーションと一般的な面接、逆質問などで終了することがほとんどです。質問に対して端的に回答をすることを意識しましょう。
ITコンサルの場合は、上記に付け加え今までのプロジェクトについての質問が行われます。基本的にITコンサルには、システム開発経験は必要とされます。
デロイトトーマツコンサルティングについて
会社概要
社名 | デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 |
---|---|
本社所在地 | |
代表者 | |
資本金 | |
売上 | - |
従業員 | |
業界 | コンサルティング |
企業理念
デロイトトーマツグループの理念として、クライアントや社会にとって卓越した価値を提供できるよう、日々挑戦を続けると明記してあります。
主要企業の売上高の推移
会社名 | 2000年度 | 2001年度 | 2002年度 | 2003年度 | 2004年度 | 2005年度 | 2006年度 | 2007年度 | 2008年度 | 2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 | 2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
野村総合研究所 | 1837億円 | 2180億円 | 2366億円 | 2328億円 | 2381億円 | 2530億円 | 2856億円 | 3226億円 | 3423億円 | 3413億円 | 3387億円 | 3264億円 | 3356億円 | 3639億円 | 3860億円 | 4060億円 | 4215億円 | 4246億円 | 4715億円 | 5013億円 |
船井総研ホールディングス | 62億円 | 70億円 | 84億円 | 88億円 | 97億円 | 101億円 | 103億円 | 99億円 | 97億円 | 87億円 | 87億円 | 86億円 | 91億円 | 101億円 | 125億円 | 148億円 | 165億円 | 187億円 | 217億円 | -円 |
主要企業の平均年収の推移
会社名 | 2000年度 | 2001年度 | 2002年度 | 2003年度 | 2004年度 | 2005年度 | 2006年度 | 2007年度 | 2008年度 | 2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 | 2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
野村総合研究所 | -万円 | 1075万円 | 1080万円 | 1018万円 | 986万円 | 1031万円 | 1080万円 | 1093万円 | 1174万円 | 1111万円 | 1141万円 | 1051万円 | 1052万円 | 1072万円 | 1092万円 | 1089万円 | 1156万円 | 1151万円 | 1166万円 | 1222万円 |
船井総研ホールディングス | 559万円 | 573万円 | 634万円 | 652万円 | 640万円 | 636万円 | 639万円 | 632万円 | 615万円 | 551万円 | 570万円 | 600万円 | 632万円 | 635万円 | 684万円 | 673万円 | 664万円 | 661万円 | 698万円 | -万円 |
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デロイトトーマツコンサルティングの転職FAQ
公式サイトで公開されている、採用に関する質問と回答をまとめました。詳しくは公式サイトをご確認ください。
まず形式上の側面について考えてみましょう。
例えば、コンサルティング契約受注のためのプレゼンテーションの場で、あるクライアントが初めて、ある経営コンサルタントに対面した場面を想定したとします。
クライアントが初対面の経営コンサルタントの技量を判断するとすれば、DTCのマネジャーなのだから当然これぐらいは期待できるだろうという判断の仕方が 一つでしょうが、その他には提出されたレジュメ(各人の職務経歴書)やプレゼンテーションの際のその経営コンサルタントの雰囲気ぐらいしか現実には判断材料がありません。
したがって、クライアントが依頼したいと考えているコンサルティングテーマと直接関連する資格であれば、それを保有しているということ自体が経営コンサル タントとしてのある種の売りになることは間違いありません。もっと具体的に言えば、例えば、「原価計算制度の構築」というテーマのコンサルティング契約を受注しようとする場合に、公認会計士の有資格者がプロジェクトに参画することによって受注し易くなるというようなことです。
このような意味では、公的に通用する資格であれば、それを保有している経営コンサルタントにとって自分を売るための一つのアピールポイントとしての役には立つと思います。しかし、それはあくまでも受注段階での話ですし、その領域でかなりの実績をあげている経営コンサルタントであれば、資格の有無が問題となることはまずありません。
まして、実際の仕事の局面では、経営コンサルタントの評価は、プロとしてどの程度実際にその仕事ができるかということが全てであって、資格の有無はまったく関係ありません。
もともと、会計監査業務、税理士業務、弁護士業務などと違って、経営コンサルタントとしての仕事それ自体には資格の保有は必要とされていないのです。
次に実質上の側面について考えてみましょう。
DTCのコンサルタントは、経営の諸問題を全経営的な側面から総合的に捉えられるという、いわばジェネラリスト的な力量がベースとして要求されます。
しかし、個々の経営コンサルタントにとっては、そのジェネラリスト的な力量も、一つまたは複数の特定の専門領域についての強い専門性が支えとなって形成されているものなのです。
その意味では、例えば企業会計や企業経営について公認会計士になれるほどの体系的な勉強を徹底的にしたのであれば、原価計算制度や管理会計制度など企業会計制度の構築にかかわるコンサルティング領域は、その人にとって当然に得意領域になるでしょうし、それを基点としてジェネラルな視点も身に付けていくこと ができるでしょう。
しかし、それは、特定の資格がないような領域についてもまったく同じであって「物流の専門家」あるいは「マーケティングの専門家」と言えるだけの知識・経験をいかに意識を持って形成しているかということが経営コンサルタントにとっては本質的に大事なことなのです。
結論として、資格を保有していることだけでは直接的に仕事に役立つことはありません。それなりの資格を保有していたとしても、自分を売る上でそれをどう活かすかということと、資格を取れるだけの勉強を通じて得た専門知識を実際の仕事の局面でどのように活かすかということは、本人次第だと 言えます。
一つ目は、DTCの独自の営業チャネル。二つ目は有限責任監査法人トーマツからの紹介チャネルであり、対象企業は監査クライアントである上場クラスの有力企業が中心となります。三つ目は海外のメンバーファーム(デロイト トウシュ トーマツ(Deloitte)の加盟事務所)からの紹介チャネルであり、Deloitteのクライアントである海外企業やその日本法人または多国籍企業が中心となります。
ここでは、最初に述べたDTCの独自の営業チャネルを中心に詳しく述べたいと思います。
営業活動と言うと、新規クライアントの獲得活動をまずイメージしがちですが、実はコンサルティング会社にとって一番効率的な営業は、既存のクライアントから種々のテーマの仕事を継続的に受注することなのです。
既存のクライアントであれば、その事業内容も人の関係も熟知しているので、受注に至るまでの時間と労力は新規クライアントの開拓にくらべて圧倒的に少なくて済みます。また、提案の質も高くなりますし、色々な意味でのリスクも低く、受注できる確率も高くなります。これはどの業界でも程度の差はあれ当てはまることでしょう。
経営コンサルティング会社でも、少なくとも各期のコンサルティング契約の5割や6割ぐらいは既存のクライアントからの受注でなければ経営は安定しません。どれだけのクライアント層を持っているかが、ある意味では、そのコンサルティング会社の安定性と収益性を決定することになります。
継続受注のための営業と言えば、基本は、常日頃からクライアントの経営トップ層と色々な 意味での接触を密にすることにあります。しかし、コンサルティングの内容が経営そのものに深く関わる以上、単に接触頻度の問題ではなく、経営トップ層とそ れまでの仕事を通じていかに深い信頼関係が築かれているかが勝負となります。そのためには、質の高いコンサルティングサービスを提供し続ける以外ありません。
一方で、新規のクライアントの開拓もまた重要な営業活動です。経営コンサルティングの世界でも、ある程度以上の規模のプロジェクトを受注する場合、コンペ (クライアントが提示したRFP(提案要望書)を受けて経営コンサルティング会社各社が作成・提出した提案書に基づく競争入札)となることがかなりあります。
もちろん、コンペにならずに指名で仕事を受注するのが理想ですが、コンペになる時には、まずRFPの提示先のリストに乗らなければ話が始まりません。コンペであれ指名であれ、クライアントは例えば次のような方法でコンサルティング会社を選択します。
今までに取引実績のある一定レベル以上の実力のコンサルティング会社から選定する。
個人的な付き合い(各種の勉強会、学会、同窓会、その他個人的な付き合い)で知り合った経営コンサルタントに声をかける。
依頼したい事項に関連して専門雑誌や新聞で記事が紹介されている会社を選ぶ。
専門雑誌に論文や専門書籍などを発表しているコンサルティング会社に声をかける。
各種の企業経営者向けのセミナーを主催したり講師をしたりしているコンサルティング会社に声をかける。
各種の調査レポートなどを送ってくるコンサルティング会社に声をかける。
総合系、戦略系、日本系からそれぞれ1、2社づつ名前が通っているところから選定する。
私たちの営業活動も、このようなことを意識して実施されます。各種経営セミナーの定期的な開催、各種調査レポート等の関連企業への定期的送付、専門誌等への論文掲載などが組織的に実施される基礎的なマーケティング活動です。
また、半分は各経営コンサルタントの自主的な活動でもありますが、論文の投稿、書籍の執筆、各種セミナーの講師引き受けなどにも力を入れています。なお、DTCには専門の営業担当はおらず、経営コンサルタントの一人一人が各種の勉強会や学会などを通じた個人的な人脈作りについても日常的に意識して活動しています。
派手なマーケティング手法などはありませんが、以上のような地道な活動の中で、私たちの提供できるサービスをクライアントに知らしめ、知名度を上げることがマーケティング活動の基本となっています。
✔ 採用実績全国No1。地方にも強い