ビズリーチは他の転職サービスと異なった性質を持ってるため、その癖を押さえて活用することが、転職成功の近道となっています。
そこで今回は、実際に企業でビズリーチを運用して採用を行っていた筆者が、企業側の裏事情も交えながらビズリーチの活用術をお伝えします。
転職を成功に導くビズリーチの使い方5選
では早速、ビズリーチで転職を成功に導くための活用術を紹介します。
プロフィールを充実させる
ビズリーチを活用する上で、職務経歴の内容を充実させることは最も重要です。自分に合った優良求人が届くかどうかは、プロフィールの充実度によって大きく左右します。
基本情報、希望条件、学歴、資格などのプロフィール項目がある中で、最も重要であるのが「職務経歴」と「職務要約・スキル」です。職務経歴はこれまでに経験した職種や業種、職務経歴の詳細などを記入します。職務要約・スキルは、職務経歴で入力した情報のまとめや、スキルのタグ化などを行います。
企業やヘッドハンターがスカウトを送信する人を選ぶ際、必ずこれらの情報は見られます。実際に私が運用していたときは、そもそもプロフィールが150字以上埋まっていない人は転職意欲がないと判断し、スカウトを送っていませんでした。
プロフィールを埋めるのは面倒くさい作業ですが、必ず時間を取って入力するようにしましょう。職務経歴を埋める時間がない方は、職務経歴書をWordかPDFでアップロードすると、ビズリーチのフォーマットに沿って転記してくれるサービスがあるため、利用してみても良いでしょう。
なお、具体的にどこの入力欄をどのように書くべきか知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。企業側からどのようにあなたのプロフィールが見えているかも解説しています。
なるべく全てのスカウトに返信する
ビズリーチでは、自分に合ったスカウトをどれだけもらえるかということが転職の成功に繋がる大きなポイントとなります。そこで重要になってくるのが、企業側のスカウト送信画面で「自分のプロフィールを上位表示させる」ことです。
そもそもプロフィールが見られなければ、スカウトが送信されるチャンスがないため、少しでも企業やヘッドハンターの目に留まるよう、上位表示させることが有効です。
自分のプロフィールを上位表示させるには様々な方法がありますが、最も手っ取り早くて効果が高いのは、なるべく全てのスカウトに返信することです。上位表示されるためのロジックとして、転職意欲があると認識させること非常に重要です。
そこで、なるべく多くのスカウトに返信することで、ビズリーチのシステムに「このユーザーはスカウトへの返信が積極的で転職意欲が高い」と認識させることが可能です。
ただし、そもそもプロフィールが充実していなければスカウトが送られる可能性は小さいので、きちんとプロフィールも埋めるようにしましょう。
興味のある案件には直ぐに返信する
スカウトを受け、興味のある案件だったら1日以内に返信をするようにしましょう。
多くの企業やヘッドハンターは、スカウトを送信するほど急務での採用をしていると考えることができ、あなた以外にも他の候補者とコンタクトを取っている可能性が高いです。選考は早い者勝ちではありませんが、スピーディに返信すればそれだけで意欲的に感じてもらうことができます。他の候補者に座を取られてしまわないよう、早めの返信を心がけましょう。
また、先ほどの上位表示させるロジックに「転職意欲が高いことを認識させる」がありましたが、返信スピードも加味されている可能性が高いです。返信が早ければ早いほど転職意欲が高いと認識させることができ、より上位表示を狙えるでしょう。
求人に直接応募する
プロフィールを埋めてもそもそもスカウトが届かないという人は、ビズリーチに掲載されている求人に直接応募をするようにしましょう。
ビズリーチではスカウトをただ待つだけでなく、自ら求人に応募することができます。他の転職サイトやエージェントにはない高年収の求人が豊富ですので、気に入った求人があれば積極的に応募しましょう。
なお、無料会員では求人の検索・閲覧までで、応募するには有料会員にアップグレードする必要があるので、注意しましょう。
複数のヘッドハンターと会ってみる
ビズリーチでは企業だけでなくヘッドハンターも多く利用しており、現在3000名以上のヘッドハンターがビズリーチを利用しています。
大手外資系のヘッドハンティング会社に所属しているヘッドハンターもいれば、個人で活動しているヘッドハンターもいます。つまり、ヘッドハンターによって保有している案件や対応の質は多種多様です。
自分に合った求人に出会う確率を高めるために、1人のヘッドハンターに頼るのではなく、複数のヘッドハンターと繋がって情報収集をするようにしましょう。
ビズリーチを最大限活用するためのマインド
ビズリーチは、他の転職サイトと異なった性質を持ってるため、他と同じように使っていたらうまく活用できないこともあります。そこで、ビズリーチを最大限活用する上で必要な心構えを伝授します。
中長期的な活用を念頭に置く
まず、ビズリーチは急な転職を考えている人には向いていません。ビズリーチはスカウト型の転職サイトのため、興味がある案件のスカウトが来たら話しを聞きに行くという、待ちの姿勢が基本的なスタンスとなります。
大体、3ヶ月〜6ヶ月の利用を見据え、自分の条件に合った求人のスカウトを受け取ったら、有料会員にアップグレードをして面談をすることをおすすめします。
自分に合ったヘッドハンターを選別する
ビズリーチでは企業から直接スカウトが来ることもありますが、実際に届くスカウトのほとんどはヘッドハンターからとなります。
ビズリーチの厳しい審査を勝ち抜いた優秀なヘッドハンターが多く登録していますが、彼らにも得意不得意な業界やポジションがあります。例えば、IT業界に強い、ベンチャーやスタートアップ求人に強い、マネージャークラスの求人に強いなど、ヘッドハンターによって多種多様です。
ヘッドハンターのプロフィールを良く見て、自分と合いそうかどうか、ヘッドハンターとしての成績は問題ないかなど、吟味した上でコミュニケーションを取るようにしましょう。何が何でも返信をしていたら、時間がかかってしまいかえって非効率となってしまいます。
ビズリーチとは
サービス概要
国内最大級!ハイクラス転職なら登録必須
ビズリーチはハイクラス向けの会員制転職サービスで、ヘッドハンターや人事から直接スカウトが届いたり、高年収の求人を検索することが可能です。
その会員数は151万人を突破しており、ハイクラス向けの転職サービスでは業界最大手です。
求人量・質など総合的に欠点がなく、高年収ポジションや管理職での転職を希望しているは必ず登録しておきたいサービスです。
また、今すぐの転職を考えていなくても、スカウトを受け取りながら興味あるオファーが来たら話を聞いてみたいという人にもおすすめです。
評判
求人の質は高く、担当者の知識も豊富
全般的に私の希望にあった職種や相手が私の経歴を求めていらっしゃる会社など、提案頂く会社数は少ないものの一つ一つの質が高い情報を提供頂けたことで、大きく迷うことなく会社選びをすることが出来た点は非常に良かったと思います。また担当者の方も知識をお持ちで私の立場に立って親身に対応頂けたことも魅力でした。
非公開求人が多く、業界特化型のエージェントに出会える
最初の利用時にプレミアム会員の無料で使用出来る期間がある点と、スカウトしてこられるエージェントさんが非公開求人のネタをきちんと持っている点です。なかには業界特化の担当さんがいらっしゃるエージェントさんもあり話しやすかったです。